こんなことが有りました。

そのほか、こんなことあったよ!

少し、時間があるので、去年のこんな出来事を思い出しての投稿です。

去年の6月、草刈り機に接触して前足に大けがをした犬がいました。
一般的な判断で行きますと、断脚をするケースでした。

しかし、飼い主さんからは、どうしても、それだけは勘弁してほしいと
頼み込まれ…。

どうしても必要になった(血行不良で壊死など)時は断脚します、
ということで手術と入院。
傷は深く、脚の太さの三分の二は切れた状態でした。

 

数日して、やはり血行が悪い箇所が出ました。でも、これは当然の想定内です。


やはり、断脚だなと考えたものの、
どうせ切るなら試してみようと、
あることを試しました。

 

 

その結果、一か月半の入院にはなりましたが、断脚せずに済んだのです。
もちろん、そこまで頑張れた体力的なものも、
猟犬で若い方でしたから、出来たことなのかもしれません。
腱、靱帯は壊死のために途中が失われたままですが、
血行と神経は何とか保つことが出来て退院です。

 

足先は無傷だったものの、血行障害でいったん皮膚が半分くらい無くなりました。
色々な方法を考えましたが、まず、傷が治るか見てみようと表面を保護するだけで辛抱強く待ってみたのです。
その結果の回復です。
賛否両論、いろんな意見も出てきそうですが、今後の参考例としては貴重な結果となりました。
ここで外用液として使ったのは、乳酸菌が作り出した発酵液でした。
乳酸、酪酸などを含んでいます。
原液は濃厚ですから、生理食塩水で始めは10倍に薄めて使いました。
10倍でも濃い方ですね。
普段は50~100倍で使っています。

抗生物質の代用として非常に心強いアイテムと捉えています。
詳しくは、お尋ねください。